Edit your comment 3度目で(^_^;) pilさんのおかげで、これまであまり興味なかった”おやき”を研究してみたくなりました (^_-)-☆ いろいろ考えてみたんですよ。 一言で”おやき”と言っても何十種何百種とあって、それぞれが家庭の味、お店のオリジナルなんです。 具材の代表格、一番は野沢菜の古漬けを油炒めにした物、夏は丸ナスを薄く輪切りにして味噌炒めにした物です。 丸ナスは長野の地場野菜で”おやき専用”です。 普通のナスを細切りにして唐辛子を入れた「ピリ辛ナス」も最近は人気です。 おやきは主食ではなく「おやつ」ですから少々の甘味があります。 完全に甘いお菓子としてはソラマメの餡が私は一番美味しいと思います。甘いカボチャも美味しいです。 中華饅によく似ていますが、肉・魚は使わないのでこれは精進料理ではないかと思います。山奥の禅寺で修行するお坊さんの。 基本は小麦と味噌だけなんです。 小麦をいかにして最高に美味しく食べるか!? 具材は何もいらないくらいに美味しい小麦の饅頭。 これが究極のおやきだと思います。 中に甘い味噌が少量入っているだけで上等です。 「雨ニモマケズ」玄米と味噌だけで生きていた宮沢賢治のような世界ですね。 しかし、油は江戸時代には高価で貴重品でした。 おやきは江戸時代からの食べ物ですので。 肉や魚は使えないので、油が元気の源だったのでしょう。 砂糖も当時は貴重品だったので、甘味は他の何かで代用したのでしょう。 子供の頃、みそパンという物がありました。 厚い四角いパンの上に、甘い味噌を塗ってこんがり焼いてあります。 味噌が少し焦げて美味しい! 今はどこを探してもありません。 そしたら先日ラジオで聞きました。群馬県では今でも販売されているそうです。群馬県が本場だったのです。 これはおやきと同じ発想だと思いました。 小麦と味噌の美味しさなんですよね。 SECRET SendDelete