ここ数日は気温も下がって、日中でも12℃前後と寒くなり、ついにヒーターもON!
ONと同時に、ヒーターの上にはキノコがずらり。(笑)
しっかり乾いて、いい干しキノコが出来上がるんですよ。


そのキノコを収穫した水曜日(2日)の最高気温は16℃、
ほんのり黄色に色付いてきた森の中で、深い緑のセイヨウキヅタは、小さな花が満開。

赤い葉っぱが数枚、足元に落ちていたんで、きょろきょろ周りを見ると、
小川の向こうに赤い樹...ツル性の植物が絡まっているようでした。
森に到着するのとほぼ同時に、小雨が降り出したので、
雨の当たらない、大きな樹の下を選んで歩きました。
もう少し季節が進むと、雨宿りする場所もなくなっちゃいますね。
そんな中、傘になりそうな、大きなキノコを発見。(笑)


その名も Riesenschirmling Riese=巨大なもの Schirm=傘
またはParasol パラソル 和名はカラカサタケ
傘の直径が、30㎝以上になることがあるというこのキノコ、
カラカサタケ属の中でも一番大型で、だんだら模様の柄が特徴。
おいしいのだそうですが、まだ食べたことはありません。


傘の模様は、個体差が大きいですね。 もしかしたら、別種のキノコ?


㊧林道脇の草むらにも、カラカサタケ属のキノコ。
㊨転がっていた幼菌。撮影の後、また地面に植えてあげました。(笑)
そうそう、この間空気椅子で腰掛けたサルノコシカケ、
本当に座っても大丈夫じゃないかな? というコメントをいただきまして、
せっかくだから試しちゃえ


あれれ?一番大きいのが無くなってる!
どなたかが、お持ち帰りされたようですよ。
私は、こちらをお持ち帰りしました。

Klapperschwamm(マイタケ)

久しぶりのご対面に舞い上がりました!
たぶんですが、3年前と同じブナの木からの発生ではないかと思います。
大きいので、これだけで籠がいっぱいになっちゃった~。
そして頭の中も『どう食べようか?』でいっぱいでした。(嬉)
ちなみに、ヒーターの上を占領したのはこのキノコです。


Sklerotienporling(タマチョレイタケ)
前回見つけた時は、地面から生えていましたけど、今回は倒木から。
この場合、どこを探せば菌核が出てくるのでしょう?
幼菌は香りも良く、おいしいそうですが、これもまだお味見したことはありません。
キノコなのに、ニンニク臭がするのもあるんですよ。


Langstieliger Knoblauchschwindling(ホウライタケ科)
高さ15㎝、傘の直径は3~4㎝
調べによると、ニンニク臭のするキノコは数種あるそうですが、
お隣の国フランスでは、スパイスマッシュルームとして珍重されているとか。
試してみたいと思って、1本持ち帰りましたが、娘との約束を思い出し...
とりあえず乾燥させました。(笑) こうしておけば、いつでもお味見できますし(*´艸`*)


同じように、足が長くてスタイルのいいキノコ。
どちらもツルンとした傘で、右のはオレンジ色の模様付き。
クヌギタケ科ではないかと思われます。
右は、Gelbmilchender-Helmling(アカチシオタケ)


こちらはミニサイズのホウライタケ科のキノコ

名前は不明ですが、このキノコもスタイルがよかったです。
色もかわいいと思いませんか?

まだまだ写真があるのですが、今日はこの辺で。
最後までお付き合いいただいてありがとうございます。
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