
2020年2月の気温と降水量
暖かく、雨の多い2月でした。
・ ・ ・ ・ ・
川沿いをお散歩した後は、お腹がすいたので腹ごしらえ。


この街の名物ビール『ラオホビア(Rauchbier)』をいただきました

よく登場するベアラオホのラオホは『Lauchネギ』ですが、ラオホビアのラオホは『Rauch煙』。
燻製した麦芽から作られるスモークビールの一種なんです。
バンベルクは世界遺産の街、そしてビールの街としても知られていて、
いくつもの伝統的な醸造所があるようです。


その中でも一番有名なのが、㊨シュレンケルラ(Schlenkerla) 醸造所
寒くても、店の外で立飲みする人多数。(笑)
肝心のお味ですが、口に含むといかにも燻製という味が、口いっぱいに広がります。
私は...燻製されてないビールがいいかな。
飲み慣れると、クセになるのかもしれませんが。
お腹が満ちてパワーアップしたので、尖塔のそびえる丘の上を目指しました。

バンベルク大聖堂(Bamberger Dom)
神聖ローマ皇帝ハインリッヒ2世によって、この地に初めて大聖堂が建造されたのは1012年、
その後、1237年に再度建造されたのが、この大聖堂なのだそうです。

高さ81mの4つの尖塔が特徴的です。


扉の左右に3体ずつ計6体の像が彫刻されていますが、
左に写っているのがハインリッヒ2世の像。

大聖堂内部、㊧東の祭壇のフレスコ画
㊨ハインリッヒ2世と皇后の墓
石棺には、皇帝夫妻にまつわる伝説のレリーフが彫られています。

㊧主祭壇 ㊨㊤主祭壇の天井 ㊨㊦地下聖堂の井戸

(大聖堂内部も現在工事中で、全てを見学できませんでした)

大聖堂のすぐ横には、旧宮殿(Alte Hofhaltung)、そして新宮殿(Neue Residenz)が並んでいます。

旧宮殿(Alte Hofhaltung) 16世紀に建て替えられ現在に至るそうです。

この素晴らしい門をくぐると、


木組みの回廊が美しい、不思議な空間が広がっています。
よろしかったら動画もどうぞ。

こちらが新宮殿の、ごくごく一部。とにかく大きいです。
ルネッサンス様式で1602年から建造され、
一部は、1967年から1703年にかけて、バロック様式で増築されたのだとか。


バラ庭園からの眺めが美しいと聞いていたので、そちらに向かおうとして、
㊧足元を見ると、石ではなく木!
㊨1705年に造園されたバラ庭園
何種のバラが植えられているのか...花の季節に訪れてみたい。


バンベルク市内を一望

大聖堂からだと南の方角、そう離れていないところにある、オベーレ・プファレ(Obere Pfarre)。
14世紀に建てられたマリア崇敬の教会です。
翌日は、お隣の丘の上に建つ聖ミヒャエル修道院へ行きました。
まだまだ続きます。(笑)
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