写真の多い記事ですが、よろしかったらお付き合いください。

マルセイユから東へ50km。
夫の希望で、行きは高速道路を
使いませんでした。
山間の小さな村をいくつも通りぬけ、
広がるブドウ畑を眺めながらの
ドライブです。

約1時間30分で到着。
まずは、義父のお墓参りをしました。
墓地は、町の高台にあるので、
とっても見晴らしがいいんですよ。
墓地からの景色→

墓地を後に、いったん坂道をを登りきり、
丘の反対側の景色を見ると、
山はなく、海が広がっています。
夫の故郷 Bandol(バンドール)
海岸リゾート地として有名な
Côte d'Azur(コート・ダジュール)の
西に位置する小さな町です。
カナダ生まれの夫ですが、彼にとっての故郷は幼少期を過ごしたこの町なのです。
10月半ばも過ぎたというのに日差しが強い!(日焼け止め塗っててよかったぁ~)
トレーナー姿で歩いてると汗ばむほど。推定気温25℃以上。


↑海岸通り。夏にはリゾートを楽しむ人達で、あふれているんだとか。


昔は小さな漁師町だったそうですが、今では人気リゾート地。
7500人程の人口がシーズンには倍になるんだそうです。
おなかがすいたのでお昼ご飯。


海岸沿いにシーフードのレストランが並んでいるというのに、2対1でお肉の食べれるレストランに決定。 私、絶対勝たれへんやん!(笑)
その上、こんな洞穴みたいな所...外にテラスがあったのに「風が強いから」って。


↑㊧夫と娘が注文した『ステーキ』。これは娘ので、夫のはソースがドロッとかかっていました。
㊨『白身魚とリゾット ヤマドリタケのソース』
「暗すぎて、料理もおいしそうに見えないし!」と、ちょっぴり不機嫌な私でしたが、
魚はおいしかったし(なんていう魚かは不明)、なんといっても『ソース』が最高で、ヤマドリタケの味が濃厚でした。満足満足

ちなみに夫と娘のステーキは、「まあまあ」だったそうです。

さて、さらにお散歩は続きます。
こんなのも植えられてました。
以前ご紹介したウチワサボテン。
(過去記事はこちらです。)
赤く色付いておいしそう

絶対手を出しちゃダメ!



↑㊧クロッカス?この時期に?
㊨マツバギク
町中で咲いていた色んなお花です。
←小型のアロエ?
↓㊧ストレリチア(極楽鳥花)
㊨プルンバーゴ



↓ピンク色のカズラ?


路地を入ればこんな感じ。→
思い出話を聞きながら『思い出巡り』にお付き合い。
私にとっては4度目のバンドール訪問ですが、
毎度聞かされる夫のグチ。
「昔はいい町だったのに...」って、
どの町だって、年々変化してるんだから...
いい加減受け入れましょうよ。ね?
↓ 4?年前の夫を見た気がしました...




夫に呼ばれて行ってみると、階段が。→
昔は石の階段だったそうですが、今も同じ場所にありました。
学校が終わると、ほぼ毎日友達と遊びに来てた場所なんだそうです。


階段を降りると、右側はビーチで、左側は岩場。
泳いでる人の姿もありました。それも、私達よりかなり年配の方々。
水を触ってみたら、冷たいじゃないの!ひえ~っ!もう慣れてらっしゃるのね...

帰りは高速道路を走りました。
今度来るのは何年後かな?
そんな事を考えながら、ふと気が付いた。
いつもうるさい夫が何もしゃべらない。
彼も、物思いにふけることがあるんだ...
私と娘は、前日に続き冷戦状態。
最後まで見ていただいて、ありがとうございました。
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