
調子の悪かった娘には雑炊。
悪天候で、気分もどんより...
なんにもやる気のでなかったこんな日は
ドイツ流にカルトエッセンにしようかと。
kalt = 冷たい essen = 食事
すなわち
調理しないで冷蔵庫にあるものを食べる
究極の手抜きメニュー!(笑)
ドイツ人の皆様、決して悪意はございません。

用意したのは、
トマトとモッツァレラチーズ
極小キュウリと玉ねぎのピクルス
ソシソン(フランス産のサラミ)
豚のテリーヌ(ヤマドリタケ入り!)
バゲット
十分十分

罪悪感からか、「専業主婦が食事作りを放棄していいのか!」という声が、どこからともなく聞こえてくる気がして...空耳?気のせい?(笑)

このジャンボナスを使って、
熱々の1品を作ることにしました。
それにしても大きいでしょ、ドイツのナス。
アボカドと比べてみてください。
このナスを縦にスライスして、
塩水にさらしてアクを抜き、
薄く油を塗って、しんなりするまで
オーブンで焼きます。

ここで登場するのが魔法のソース。
Pesto rosso(赤いペースト)
イタリアのトマトソースです。
ドライトマトをベースに作られた
旨味たっぷりのソース。

パスタに和えればパスタソース、
そのままパンに塗ってもなかなかおいしい
すぐれものでございます。
これを、先ほどのナスに薄く塗り、
クリームチーズを中心になる様にのせ、
クルクル巻きます。
これを耐熱容器に並べ、
上からトマトの水煮を潰したものを
流し込み、チーズをパラパラ~。

味付けは、このPesto rosso任せ。
ナスとの相性は抜群ですよ~。
チーズの塩分もあるので、程よい塩加減になります。
後は、180℃のオーブンで、約30分、
こんがり焼けるのを待つだけです。
ナスのカネロニ焼き上がり~

肉が入っていないのに、
夫が大喜びした1品です。(笑)
ちなみに娘はナスが嫌い...
お鍋にいっぱい作った雑炊を、軽く1杯食べてから、ソシソンをむしゃむしゃ食べていました...
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