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苦いキノコ

随分と日が短くなりました。

9月の空
 夏至だった6月21日前後は
 5:15だった夜明けも、今日は6:46、
 日没も21:38だったのが20:00です。

 前後で1時間30分づつ、合計すると
 1日で3時間も夜が長くなりました。

 ←昨日、7時頃の空。

9月の森
ぐっすり眠れたおかげで、前日の疲れもどこへやら。
昨日の午前中は、元気よく森を歩いてきました。

ここ数日は朝の気温が10℃と結構冷えたんです。
長袖シャツの上から、フリースの上着を着て、
ちょうどいいぐらいの気温でした。
 
8時過ぎの森の中 → 

顔で感じる森の空気は、とっても心地よくて、
寒さは感じなかったんですけど、しばらくすると
指先が冷たくなってきました。

気持ちのいいお散歩、そしてキノコ達の写真を撮るという目的は果たしたのですが、お昼ごろまでウロウロして、おいしいキノコの収穫はゼロですよゼロ!
ゼロというのは珍しいのですが、こんな日もたまに(?)あります。
でも昨日は『おいしそうな顔をしておいしくないであろうキノコ』が、
やたらと目についたんですよね...それがこちら↓

Bitterröhrling(ニガイグチ)Bitterröhrling(ニガイグチ)

Bitterröhrling(ニガイグチ) ←↑Bitterröhrling ニガイグチ

 おいしいの見っけ♪と駆け寄りましたが
 茶色い柄に網目模様がありました。
 紛らわしいキノコは色々ありますが、
 私の中で、柄に網目模様は要注意!

 名前通りの苦~いこのキノコ、
 我慢して食べれるような苦さではないのです。
 はい、苦~い経験したことあり。(笑)

網目模様以外の特徴は、菅孔(傘の裏のスポンジ状の部分)の色が、ピンクっぽいこと。
ただ、幼菌は白っぽい色をしているので、菅孔の色での判断は難しいです。

とにかく、この強烈に苦いキノコを口にしてしまったあの日から、「食用菌か⁉」と思われる場合は、前にもまして慎重にチェックするようになりました。(笑)


ついでに、おいしいイグチ科のキノコを、過去に撮った写真の中からご紹介しておきます。

Steinpilz(ヤマドリタケ)Fichtensteinpilz

↑Steinpilz(Fichtensteinpilz) ヤマドリタケ  
白っぽい柄の上部には、網目模様が見られます。
菅孔の色は、若い個体は白っぽく、古くなるほど黄色くなります。

Maronen-Röhrling(イグチ科)Maronen-Röhrling

↑Maronen-Röhrling ニセイロガワリ
柄の色は、全体に黄色がかった茶色で、網目模様はありません。
根元は白っぽいことが多いです。
菅孔の色は、白っぽい黄色で、傷付けると青変します。

Birkenpilz(ヤマイグチ) Birkenpilz

↑Birkenpilz ヤマイグチ
白っぽい柄に、黒っぽいささくれがあります。
今まで、ささくれにばかり目がいってましたが、上部に見えるのは網目でしょうか?
菅孔の色は、若い個体は白っぽく、古くなるほどグレーがかったベージュになります。

Verschiedenfarbener Raufußröhrling (アオネノヤマイグチ)Verschiedenfarbener Raufußröhrling

↑Graubrauner Birkenpilz 別名Wollstieliger Raufußröhrling ヤマイグチ属
柄はささくれというか網目というか...ふわっとした感じ。フェルトっぽいです。
表面(特に下部)が黒っぽい場合もあります。 
菅孔の色は、若い個体は白っぽいですが、古くなるほどグレーっぽくなります。

Kuh-Röhrling(アミタケ)
 ←Kuh-Röhrling アミタケ

 全体にオレンジっぽい黄褐色をしていて、
 傘には強いぬめりがあります。
 菅孔の色は、オリーブがかった黄色。
 古くなるほど菅孔の色は濃くなるようです。
 上でご紹介した他のイグチに比べると、
 菅孔に厚みは無く、目が粗いです。

 過熱すると、紫色に変色する特徴もあるので、
 見分けやすいキノコかと思います。

中には『どこかビミョーに違う?』と思われるキノコがあるんです。
そんな時は、潔く諦める。これが大事ですね。

🍄       🍄       🍄

おいしい収穫物はなかったんですが、すっごく面白いものを見つけちゃったんですよ~
誰も通りかからなかったからよかったものの、興奮のあまり『ヤバイオバはん』
なってたと思います、私。(笑)
キノコに興味のない方も『おおぉ~っ!』ってなるんじゃないかな。たぶん。(笑)
明日ご紹介しますね~。




関連記事

Bitterröhrling(ニガイグチ) Steinpilz(ヤマドリタケ) Maronen-Röhrling(ニセイロガワリ) Birkenpilz(ヤマイグチ) Graubrauner-Birkenpilz別名Wollstieliger-Raufußröhr Kuh-Röhrling(アミタケ)

Comment

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2017/09/05 (Tue) 20:08 | REPLY |   

konpas  

いろいろなきのこが発生するのですね。

「Birkenpilz ヤマイグチ」ですが、日本のヤマイグチは生食すると中毒を起こすとも言われているようです。同じ種かどうか分かりませんが注意されると良いと思います。
画像からはハッキリ分かりませんが、不完全な縦長の網目のように思えます。ちなみに私が持っている何冊かの日本の図鑑では柄に網目があると記述されているものはありませんでしたので、微妙に違う種かもしれませんね。私はヤマイグチを何度か見ていますが、柄に網目があるのを見たことがありません。
URL;http://birdfungi.blog.fc2.com/blog-category-145.html

Graubrauner Birkenpilz ヤマイグチ属は日本では和名が無いのですね。見てみたいなぁと思います。
ところで右の写真ですが、柄は2本ですが傘がひっついて一つになっているようですね。ときどき見ますけどこういうのを見つけると、チョットだけ嬉しくなる自分がいます。

2017/09/05 (Tue) 21:54 | EDIT | REPLY |   

ロッド  

イグチ科のキノコ、そちらにはずいぶん豊富なのですね。
しかし、ヌメリイグチは生えないのですか?
私の所ではヌメリイグチとアミタケばかりです。
ヤマドリタケやヤマイグチはとても珍しいです。
柄の部分が網目や茶色のは見たことがありません。
ヌメリイグチが”毒”と書かれている図鑑があって、
「なんだこりゃ〜?」でしたよ。何かの間違いでしょう。

上のほうの柄が太いヤマドリタケ、見事ですね!
こういうのは一度も見たことがありません。

ところで、ドクヤマドリとかタヘイイグチと呼ばれる毒キノコは、そちらにも存在するのでしょうか?
私は見たことがありませんが、保健所の専門家の話だと2000mぐらいの高山にしかないから、普通は大丈夫とのことでした。
しかし、キノコの専門家でも間違えて食べて中毒したそうです。
毒は強いらしいですが、テングタケのような猛毒ではないので死者が出たことはないそうです。

2017/09/06 (Wed) 02:50 | EDIT | REPLY |   

クウーママ  

あみ茸、マイ田舎では あみっこ と言ってよく食べました。
ぬめりが良いですよね。 大根おろしと甘めの酢の物にして、味噌汁に。
今は、瓶詰め、袋詰めがスーパーや道の駅にありますが結構お高めです。

この写真のあみ茸と同じかどうかは わかりませぇ〜ん^^:

朝の気温10度、寒くなりましたね。 こちらも冬布団出しましたの15度〜

2017/09/06 (Wed) 04:24 | REPLY |   

pil  

🔓コメさん、コメントありがとうございます^^

天然鰻ww いいなぁ~。
そう言えばこの1ヶ月、ちゃんとしたお魚を食べてません。
この際なんでもいいから、おいしいお魚食べたいです~。

うふふ(*´艸`*) 
楽しみにしてもらえて、嬉しいです♡

2017/09/06 (Wed) 07:02 | REPLY |   

pil  

konpasさん、コメントありがとうございます^^

Birkenpilz、手元の本によると学名はLECCINUM SCABRUMだそうです。
食用菌として紹介されているのですが、こちらでも、生で食べないようにと注意が書かれています。
私はどのキノコも、十分火を通して食べるようにしていますが注意します。
ありがとうございます^^

ヤマイグチのお写真拝見しました。
傘がひび割れたものは見たことがないですし、全体的に何かが違って見えますね。
その上、胞子紋は暗褐色。こちらでは、黄褐色と書かれているんですよ。
なんだかよくわからなくなってきました~^^;
これからまだ発生するキノコなので、沢山写真に撮りますね。
LECCINUM(ヤマイグチ属)に、毒キノコはないようなので、それが救いです。

柄は2本で傘がひっついてるキノコ。
konpasさんでも、ちょっと嬉しくなるのですね。私もです♪

2017/09/06 (Wed) 08:01 | REPLY |   

pil  

ロッドさん、コメントありがとうございます^^

ヌメリイグチ、こちらではButterpilzとかButterröhrlingと呼ばれています。
珍しいキノコでもなさそうなんですが、私は見たことがないんです。
図鑑によれば『食用』なんですが、ネットで検索してみると、中毒になるとか、いろんなことが書かれています。
このヌメリに弱い体質の人がいるようで、そういう人はヌメリのあるキノコ全般に注意が必要とも書かれていました。

ドクヤマドリ、こちらの森では見たことありません。
手持ちの本にも、載ってませんね。
キノコの専門家でも間違えて食べて中毒...
どうかヨーロッパには生えていませんように...^^;

2017/09/06 (Wed) 08:20 | REPLY |   

pil  

クゥーママさん、コメントありがとうございます^^

あみっこ、名前がかわいいですね。
私もこのヌメリ、ブルブル感が大好きなんです♪
うちの父の好物でもあって、秋に山へドライブに行っては、よく採って帰りました。
大根おろしと甘めの酢の物、それは試したことないです。
今年も採れたらやってみよ~^^
おいしい食べ方、他にもあったら教えてくださいね~。お願いします^^

2017/09/06 (Wed) 08:30 | REPLY |   

てかと  

店売りのしいたけやえのきが輝いて見えます、すいませんw
知識がないとあぶないですよね・・・
ぽちっと応援です

2017/09/06 (Wed) 11:19 | REPLY |   

pil  

てかとさん、コメントありがとうございます^^

シイタケやエノキが、いつでも手に入る環境が羨まし~^^ 
特にエノキ、おいしいですよね。
てかとさんは、家庭菜園をされてますけど、キノコの栽培には興味ないんですか?
面白そうですよ~♪



2017/09/06 (Wed) 12:15 | REPLY |   

alpenkatze  

pilさんでも美味しいのの収穫ゼロってこともあるとは、私が先日見つけたのは本当にまぐれだったんだと確信しました(^^;
それにしても!今回の記事も、今までのキノコ関連の記事も、私にはどれも保存版です♪
昨日も、一つだけ摘んできたのをpilさんの記事もあれこれと参考にしながらじっくりチェックしましたから^^
どんだけ苦いのか試しに食べてみようかとも思いましたが、やっぱり止めました(^^;
私にはまだまだどれも区別がしにくいですが、それでも先日発見のMaronen-Röhrlingはなんとなく分かってきたような気がします^^
これからも学ばせていただきます。ありがとうございます!

2017/09/06 (Wed) 12:55 | EDIT | REPLY |   

alpenkatze  

すみません、また来てしまいましたm(__)m

少し質問が・・・。
Maronen-Röhrlingで、管孔を傷つけるとすぐに色変わりするのは、イグチ科の他のではそんなに見られないんでしょうか?
あと、虫食いしてたら、程度によってはpilさんは摘まれますか?
それともきれいな状態のしか摘まれませんか??

あれこれとすみません(汗)!
この二つだけ教えていただいたら幸いです(*- -)(*_ _)ペコリ

2017/09/06 (Wed) 17:57 | EDIT | REPLY |   

pil  

アルペン猫さん、コメントありがとうございます^^

月曜日というのは、あまり良くないようですね~。
週末にハンターがやって来るので、木・金曜日がベストかもしれませんよ。(笑)

こんなのを参考にしてもらっていいのかという気持ちもあるのですが...
嬉しいです~!(*´艸`*) 
茶色っぽい柄で網目模様のあるキノコに、Sommersteinpilz(ヤマドリタケモドキ)というのがあるそうですが、私は見たことがないんです。(たぶん)
あれこれ写真をみていると、ニガイグチに似ていなくもないような...
ただ、菅孔の色は白から黄色っぽく変化するそうで、ピンク系ではないようです。

2017/09/06 (Wed) 18:37 | REPLY |   

pil  

アルペン猫さん、コメントありがとうございます^^

菅孔を傷つけて青変するキノコ、他にもあります。
ただ、Maronen-Röhrlingに似たキノコでは、無いと思いますよ。

虫食いでも、しっかりいただいて帰りますよ~^^
半分に割って、中があまりにひどいものは処分しますが、ある程度は、塩水にしばらく浸けたりして食べてます。(笑)

2017/09/06 (Wed) 18:48 | REPLY |   

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