普段は午前中に行くところ、この日は歯の定期検診があったため、午後に出かけたのですが、
いつもの調子でキノコに夢中になっていたら、いつの間にか薄暗くなっていて、
ちょっと慌ててしまいました。(笑)
街の中とは違って、森の中では1時間早い16時には薄暗く感じます。

金色に輝くシラカバの葉。


ブナの葉っぱも色付き始めました。


ここ1週間ほどで、ナラの木は随分葉を落としましたが、中には美しく紅葉するものもありました。
葉っぱやどんぐりの形や、大きさも違うし、ナラにも色んな種類があるんですね。


落ち葉に隠れていたPantherpilz(テングタケ) 毒キノコ
←(10月28日撮影) ↑(11月1日撮影)

よく似たキノコに、イボテングタケ(毒キノコ)というのがあると、去年教えていただいたのですが、
イボの感じから、これはテングタケでいいかな~と。なんていい加減な。(笑)
ちなみに、イボテングタケのドイツ名は、わからないままです。(汗)

こちらも同じくイボ付きのテングタケ科のキノコですが、このキノコに関してだけは、
結構自信をもってPerlpilz(ガンタケ)と言えるようになりました。 (11月1日撮影)
個体によって傘の色の濃淡にかなり差があるようですが、独特な『赤味』は必ずありますし、
他のテングタケ科のキノコとは違って、根元の膨らんでる部分にツボやその名残がありません。
なんて言って、間違ってたりして。(笑)


ガンタケは、ドイツでは食用菌として紹介されて
いるんですけど、この外観...ちょっぴり怖い。(笑)
いまだ頭を悩ませるのが↓このキノコ。


このキノコを見たら、毒キノコのGrünblättriger Schwefelkopf(ニガクリタケ)だと思って、
諦めるようにしてるんですが、「もしかしたらそうじゃないかも?」
という気持ちが捨てきれないでいるんです。


ひっくり返してヒダを見ると、グレーっぽい?
ということはクリタケモドキ?いや...やっぱり違う。

左からクリタケ(ドイツでは毒)、クリタケモドキ(食用)、ニガクリタケ(毒) 画像は123pilze.deからお借りしました
皆さんは、どれだと思います~?

これは、ナヨタケ科のキノコかと思うんですが...なんだろ?イタチタケ?

もうお馴染みになりましたね。(笑) Krause Glucke(ハナビラタケ)です。(11月1日撮影)

雨のおかげで、元気を取り戻した苔は、寒さに負けず生き生きとしています。

その鮮やかな緑から、黒いニョロニョロが生えてました。(11月1日撮影)
図鑑で調べりゃ、すぐに名前がわかるだろうと思っていたんですけど、その考えは甘かった!
似たようなのが色々あって、さっぱりわかりましぇ~ん。(汗)
ただ、これによく似たもの全ての名前に『Erdzunge(地面の舌)』が付いていてました。
日本では『テングノメシガイ』とか『テングノハナヤスリ』とか、
面白い名前の物が多いみたいです。(笑)

今年初めて見た、Maronen-Röhrling(ニセイロガワリ) (11月1日撮影)
日持ちがしないので、店頭には並びませんが、とっても人気のあるキノコなんです。
キノコハンターだけが味わえるキノコ



苔の上に姿を現すことが多いですけど、
上手に落ち葉に隠れているんですよ。
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