ドイツの学校の夏休みは、州によって期間が違っていますが、
早いところでは、昨日から新学期が始まったようです。
ちなみに、この州の夏休みは今週いっぱい。

今は静かなお隣の学校(1年生~9年生が通います)
週明けには、保護者に手を引かれた新1年生で溢れ、賑やかなこと間違いなしです。(笑)
さて今日は、森から頂いて帰った『ビロードの足を持つキノコ』のその後について。

Samtfuß-krempling(ニワタケ)
洗うと『ビロードの足』が、まるで『濡れたネズミ』みたいになっちゃいましたが、
気にせず適当な大きさに切って、煮ます。
これを収穫した日の記事(→★)には『日本では「不食」と紹介されている』と書きましたが、
その後、ブロ友さんから、
『最近の比較的詳しい図鑑数冊には、毒きのこ、食毒不明、味苦いなど、様々に解説されている』
と、情報を頂きました。
安全だと思っていたキノコが、ある日を境に毒キノコになってしまうこともありますから。
常に新しい情報に注意を払う必要がありますね。
konpasさん、どうもありがとうございました!
ま、このニワタケに限りましては、特別いい香りがするわけでもありませんでしたし、
茹で上がったこのキノコの色を見たら...
全く食指が動きませんでした。(笑)
これを食べようと思う人がいるのですね~。
なかなかのチャレンジャーだわぁ~。
なんて言って、ちょっとした好奇心で一口食べてみたんです。
コメントをいただく前だったんで、毒があるかもなんて思わずに...(滝汗)
ちょっとした苦味があるだけで、全く美味しくなかったので、口からすぐに出しました。

キノコの色はちょっと気持ち悪いですが、煮汁の色は↑こんなに美しい紫なのですよ~。
今回お目当てだったのは、この煮汁なんです。
『キノコ染め』なるものがあると知って以来、いつか試してみたいと思っていたのですが、
やっと実現しました。

今回も、レースを染めてみました。
さて、煮汁の色に染まるかな?
媒染液には、焼きミョウバン液を用意しました。
実家の母が、おやつや食材と一緒に送ってくれた漬物用の焼きミョウバンです。
(以前は、ドイツでも薬局で購入できたミョウバンですが、今は取り扱いがありません。)

↑㊤媒染液なし
㊦焼きミョウバンの媒染液使用
媒染液の有無や種類で、染め上がりの色が違うとは聞いていましたが、
全く違った色に染まりました。
ワラビ染め(過去記事→★)に比べると、色の定着はよかったですが、
煮汁の紫色には染まりませんでしたね~。
染めるものの素材によっても、色が違ってくるそうですが...このレースの素材なんでしょう?
コットンだと思うんですが、定かではありません。
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